サイト買取コラム
WordPressのブログやサイトを売却するときに注意すべきテーマに関するポイント
ブログを運営するにあたり一番よく使われているCMS、WordPress(ワードプレス)。ブログだけに限らずコーポレートサイトや会員サイトなど多くのサイトで利用され、そのシェアはなんと世界で60%、日本では80%とも言われています。
そんなWordPressで重要なのが、見た目やSEOにも大きく影響する「テーマ」です。今回はブログを売却するときに注意すべきWordpressのテーマに関するポイントを書いてみます。
「稼ぐ」に特化したWordPressテーマ「AFFINGER」は譲渡を含めて再配布禁止
「ブログで稼ぐ」という目的でブログを始めた人なら一度は見たことがあるのではないでしょうか。収益化を目指すブログやアフィリエイトサイトの構築に向いているということで、「AFFINGER」のテーマを利用しているブログは多くあります。
ある時、買い取りのご依頼を頂いたブログがあったため、査定の中でテーマに何を使用されているかを確認したところ、「AFFINGER」が使用されていました。テーマの使用に関することは査定の際に確認するのですが、調べたところ「AFFINGER」では「サイト譲渡を含め如何なる事由でも再配布は固く禁止」という文言が記載されていました。
■譲渡権利に関するページ
https://on-store.net/affinger4_transfer/
このように「買ったものだから売却しても良い」とは限らないケースがありますので、有料無料を問わず、WordPressを使用しているブログやサイトを売却する際は使用しているテーマの利用規約などを改めて確認した方が良いです。
その他の例:デザイン性の高さで有名な「TCD」シリーズでは第三者に譲渡すると自己所有サイトに該当しなくなる
弊社運営ブログや買収後のテーマ変更などで「TCD」のテーマを利用することがありますが、この「TCD」の良いところはデザイン性だけでなく「自己所有サイトであれば何サイトでも使用可能」という特徴があります。このことは「よくある質問」にも明記されています。
■TCD:よくある質問
https://tcd-theme.com/question
しかし、この「自己所有」という認識を誤ってしまうと、ライセンス違反に繋がってしまいます。以下の「ライセンスについてよくある質問」に「「自己所有サイト」に該当しない例」として「当初は購入者自身が管理、運営していたサイトを、第三者に譲渡する場合」という内容が明記されています。
■TCD:ライセンスについてよくある質問
https://tcd-theme.com/attention
これはTCDのテーマを使用したブログやサイトを売却した場合、「自己所有サイト」には該当しなくなる、という意味になりますので、サイトM&Aなどで売却後、購入側が同じテーマを購入する必要がある、という事になります。サイトM&Aなどでは事業譲渡契約において「売り手は売却するコンテンツの権利を有している」といった一文が書かれていることが多いと思いますので、これを知らずに売買が成立すると、後日テーマの費用を追加請求されるようなことになりかねません。費用を売り手と買い手のどちらが負担するかにもよりますが、譲渡に関するテーマの規約はしっかり確認することが必要です。
以上、WordPressのブログやサイトを売却するときに注意すべきテーマに関するポイントでした。
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よくあるご質問
FAQ
-
査定に費用はかかりますか?
いいえ、査定は無料で対応させて頂きます。ご契約締結まではキャンセル費用も生じません。
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売却完了までどのくらいの期間がかかりますか?
現在の環境や移管方法によりますが、早ければ2週間ほどで完了となります。
買取できない例
NOTE
- 日本国の法令を遵守していない
- 月間平均PV5,000未満
- 運営1年未満
- 運営者の個人名や企業名が全面に出ており運営継続が困難な内容
- 著作権侵害の可能性があるコンテンツを含んでいる
- 売却する権利の無いCMS等の機能を含んでいる
- その他、弊社が不適切であると判断した場合